前の記事はこちら 催眠術にはまった僕は・・・
とても長いようで短い、
罪悪感に押しつぶされそうな静寂を破ったのは、
彼女のある一言でした。
彼女:あ~、すっきりした!
ずっとおばあちゃんに言いたかったことあったんだけど、
やっという事ができた!
ありがとね。
彼女の顔はすっきりしていました。
その顔をみて僕は全てを打ち明ける決心をしました。
僕:じつは催眠で見えていたのは本物の~~~
彼女:・・・
少しの沈黙の後彼女はクスッと笑いました。
彼女:そんなの知ってたよ。でも、それでいいんだよ。
だって、私はそれでも言いたかったこと伝えられて
すっきりしたんだから。
そういって、僕に笑いかけてくれました。
それから・・・
彼女:Selaさんが私のことを考えて打ち明けてくれただけで
私は満足かな。
あとね、確かにSelaさんにとっては催眠術かもしれないけど、
私にとっては本当のことだったんだよ。
きっと見えていたのは幻覚でも、思いは届いたと思うよ。
ああ、この子にはかなわないな。
このとき、僕は全てを赦された気がして。
そして、催眠術師としての道を示された気がしました。
この子と出会っていなければ、
そしてあのとき、この催眠をかけていなければ
今の僕はいなかったと思います。
催眠術というのは毒にも薬にもなります。
死んだ誰かに会いたいという気持ちを使えば、
宗教の教祖になることも簡単にできます。
そして、その夢を見続けさせることも。
そういう意味では催眠術師は、
夢を見させ続けて甘い言葉をかけ続ける天使にも
全ては幻想で今を見つめるしかないと厳しく言う悪魔にも
どちらにもなることができます。
天使になればみんなにちやほやされるでしょう。
悪魔になれば多くの人には嫌われるでしょう。
どちらを選ぶかはその人しだいだと思います。
甘い夢を見ることで救われる人もいるし、
その逆に現実を見つめることで救われる人もいます。
僕は彼女に夢を見させ続けることはできなかった。
もしかしたら彼女ではなく、ほかの誰かなら僕は、
天使になっていたのかもしれない。
だけど、彼女のあの涙を流している姿をみたあの時、
僕は天使にはなれなくて、
悪魔と言われてもかまわない。
それでも彼女を夢に依存させてはダメだ。
そう思った。
彼女の姿が、行動が、そしていままでの関係性が、
天使と悪魔の境目でさまよっていた僕を救ってくれた。
天使になれればどれだけ楽だっただろうか。
実際に僕の知り合いの催眠療法をやっている人や
精神科の医師に聞いてみても、
その人が望んでいるなら否定しないで肯定してあげたほうがいい
という答えが返ってきます。
それでも僕は悪魔になれてよかったと思う。
多くの人の希望や夢を幻想だと切って捨てて、
二度と会えないという現実を突きつけて、
罵倒されようとも、鬼・悪魔と言われても。
それでも僕は悪魔になれてよかったと思う。
催眠術に依存されるより、
自分の足で一歩づつでも歩いていってくれるなら。
もちろん彼女のように催眠で幻覚をみても、
夢に取り付かれないでそれをきっかけにして、
すっきりとして自分で歩き出す人もいる。
だけど、多くは依存してしまう。
そういう人を作らないためにも、
催眠術の正しい使い方を知ってほしい。
そのために僕はこのサイトを運営することを決めた。
なんどでも書きます。
催眠術師は人を騙す詐欺師です。
ですが、催眠術師は人を不幸にすることも、
笑顔で幸せにすることもできます。
こんな面倒で、難儀で、面白い人種はそうそう居ません。
願わくばこのサイトを見ているあなたが、
誰かを笑顔にすることのできる催眠術師になることを願って、
僕の自己紹介を終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

はじめましてヒロです。
私は催眠術にかかってみたい者です。
過去の記憶、そして未来にいってみたいのです。
私に催眠術をかけてくれませんか?