こんにちは、催眠術師のSelaです。
この記事では威光催眠についてお話しします。
さて、催眠術を少しやっている方でもなかなかうまく
使いこなせていない技術が二つあります。
・威光催眠
・間接暗示催眠
この2つです。
逆に言えば、この2つを使いこなせるようになれば、
相当催眠術師としての腕はいいと思われます。
この記事ではそんな難しいうちの一つである威光催眠を
解説していきます。
どんな催眠かというと・・・
なにかの威光を借りて催眠にかかる手助けを
してもらうというものです。
ちょっと言葉では理解しにくいかもしれませんが、
例えば、プラシーボ効果というものをご存知でしょうか?
薬をもらったときに医者からもらったか、
薬局で自分で買ったかで、
薬の効果が変わってしまうというやつです。
これは思い込みからきているわけです。
他にもこんな有名な例があります。
酔い止め薬だと言って砂糖を固めたものを渡しただけで、
効果があったというのもプラシーボ効果です。
このように人間というものはなにかの威光を借りると
簡単に催眠にかかってしまいます。
この場合は医者の威光を借りているわけです。
だから威光を借りる催眠ということで威光催眠と言います。
僕がよく催眠のなかで使うのは好きな人の威光です。
例えば、カードが好きになる催眠をする際に、
このトランプはあなたの好きな人からもらった世界で唯一の
トランプのような気がしてきて好きになってしまう。
なんていうような暗示文を使います。
そうすることで好きな人からの贈り物という認識になり、
好きな人の威光を借りることができます。
もう一つ面白い話をしましょう。
これは僕の師匠のさらに師匠の話です。
その人、Mさんは催眠ショーをしていました。
Mさんはショーの最後まで順調に催眠にかけていました。
そのときある人組のカップルが壇上のMさんに声をかけました。
俺らはそんな催眠になんてかからないしw
ちょっと俺にかけてみてよwww
さて、どうしよう。
このむずかしさたるやですよ。
催眠術というのはコミュニケーションで
ラポールが大事だといつも言っていますが、
こんな場合はラポールもくそもありません。
そもそも相手は絶対にかかりたくないと
思っているのですから、
かからないという催眠に入っています。
しかし、Mさんはその状況を一発で変える技術を持っていました。
そう、威光催眠です。
いいですよ、じゃあ、ちょっと前に出てきてください。
それではこれから催眠をかけさせてもらうんですけど、
ちょっとそのペットボトルを貸してもらっていいですか?
ありがとうございます。
じゃあ、そのペットボトルをじっと見つめてください。
そうするとそのペットボトルがまるで隣にいる
大事な彼女さんのような気がしてきます。
どんどん集中して見れば見るほど、
そのペットボトルが彼女のような気がしてきます。
3つ数えるとそのペットボトルは彼女と同じくらい
大切なものになっています。
1、2、3 ぱっちん!
さあ、そのペットボトルはもう彼女と同じくらい
大切なペットボトルです。
さあ、そのペットボトルを投げすすて構わないですよ?
でも、できないですよね。
だって、そのペットボトルは彼女と同じくらい大切なのだから。
彼女のことを大事にしているあなたにはそんなことは
絶対にできないですよね?
結局、息巻いて絡んできたその彼氏はペットボトルを
投げ捨てることができませんでした。
彼女の威光を借りて催眠にかけるという例の
際たるものがこの事例です。
このように威光催眠というものは使いこなせれば
かなり強力な武器になります。
今回のように催眠術にかかりたくないと思っている人でも
強制的にかけてしまえる可能性のある強力な方法になります。
だからこそ、しっかりマスターして欲しいし、
使いどころを間違えないようにしてください。
というわけで、今回は威光催眠についてでした。
最後まで読んでいただきありがとうございました。





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